大型出力屋の印刷・後加工技術
2020.05.26
こんにちは、ホーコーズの壁紙部門を担当している栗原です。
今回は、弊社が行っている印刷サービスの一つである、デジタルプリント壁紙について、
ご紹介させていただこうと思います。
デジタルプリント壁紙(別称:グラフィッククロス)とは、
既製の柄の中から「選んで注文する」壁紙とは違い
オリジナルのデザインデータや写真から、インクジェットプリンターで「印刷して作る」
オーダーメイド壁紙です。
このインクジェット印刷は、昨今のカスタマイズ・オンデマンド志向に適した印刷手法で、
ユーザーが自由にデザインデータを作り、
そのデザインデータがあれば、欲しい量を、欲しい時に印刷できます。
例えば
「ロゴとデザインを組み合わせた、奥行きあるデザイン」
「壁一面を1枚の絵(地図)を描いたデザイン」
このような既製品では作れなかった壁紙も、
1部から、短期間で製作が可能になり、
これにより、従来の既製の壁紙カタログから選ぶのではなく、
その空間に最も適した、オンリーワンの壁紙を「作る」という
新しいスタイルの壁紙が誕生しました。
弊社では壁紙印刷の際、
株式会社日本HP様のインクジェット・ラテックスプリンターを使用しています。
また、印刷はすべて本社から徒歩1分の自社工場で行っております。
ラテックスプリンターで壁紙印刷をする際の特長として、下記の3点があります。
このプリンターで印刷した壁紙は、
安全性・印刷クオリティ・耐久性を兼ね備え、住宅から大型施設まで、
施工制限のかかる場所でも幅広く施工ができます。
デジタルプリント壁紙は、海外ではすでにホテル・オフィス・商業施設など
多くの場所に取り入れられている壁装材で、
数年前の国内でのシェア率はまだ1割以下でしたが、
最近では、企業のブランディング構築や、商品のプロモーション、
店舗のコンセプトに見合った空間を演出する役割として、
採用場所がどんどん増えてきています。
そんなデジタルプリント壁紙自体の特長、
そして、弊社だからこそできる独自の特長をご紹介いたします。
この3点は、他社様のデジタルプリント壁紙でも、
ほぼ同じ内容の特長があげられると思います。
上記特長の中でも、発色、小ロット生産に関しては、
期間限定ショップや、カラオケのコラボルームなどの
アニメ、キャラクターや企業様コラボが多いコンセプト空間の演出において
特に重要な部分となります。
発色のきれいな壁装材ですが、特にキャラクターやモデル様が含まれるデザイン、
企業ロゴの使用されている場合などは事前の確認が必要になるかと思います。
こうした際に、こちらの色校正をご活用いただくことで、
トラブルの解消にもつながります。
色校正については、こちらをご参照ください。
対応させていただくスタッフと、出力する現場の距離は非常に近く、
常に連絡を取り合っているため、細かな要望にも対応可能です。
F☆☆☆☆(エフ・フォースター)とは?
F☆☆☆☆とは、JIS工場で生産されるJIS製品に表示することが
義務づけられている、
シックハウス症候群の原因物質の一つ
「ホルムアルデヒド」等級の最上位規格(最もホルムアルデヒドの放散量が少ないこと)を示すマークです。
これを取得している材料は、内装の仕上げ材料として
病院や施設にも、制限なしに施工できます。
また、上記にある、施工指示書については、
今後更新予定のブログにて、さらに詳細を記載させて頂く予定ですので、
よろしければこちらも、是非お待ちください。
今回は、「デジタルプリント壁紙とは?」「弊社独自の強み」について
ご紹介させていただきました。
簡単にまとめますと、デジタルプリント壁紙とは、
オリジナルの壁紙を、小ロット短納期で印刷して作ることができる、
壁を彩るインテリアの一つです。
これからの日本の壁に、彩りを加え、
訪れた人の心が、より豊かなものになる空間を作ることができるツールとして、
弊社はこのデジタルプリント壁紙の印刷サービスを始めました。
サービスの詳細は、下記のホームページからご確認ください。
まだまだ勉強中なところもありますが、
印刷や、データ、デジタルプリント壁紙そのものについて、些細なことでも結構ですので、
何かご不明な点や、ご相談事がありましたら、
担当:栗原までご連絡をいただければと思います。
TEL : 0776-50-0057
Mail: dekapri@ogata-print.com
次回は、コロナウイルス感染症を受け
「これからのオフィスと、壁紙が与える力」について、掲載させていただく予定ですので
また次回の更新を、お待ちいただけると幸いです。
第二回を更新しました。
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